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TAKAさんの毎日が発見・ブログ
アマチュア無線の機器製作を中心にした日常の活動記録です (by Taka JA2GRC、このブログはFC2_BLOGを使わせていただいてます。)
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VSPEを使ってみる
 VSPEをシリアルポート・スプリッターとして使ってみました。
 シリアルポートはレガシーポートと言われながら、簡単で何かと便利なのでHam界隈では、まだまだ主力で使われています。 しかし、デジタルモードの進展で幾つかの問題点も出てきているようです。 Hamで主力に使われているシリアルポートと言えばCIV(またはCAT)ポートですが、Ham運用の多様化で、あるアプリがこのCIV(またはCAT)ポートを占有すると、他のアプリでこのポートが使えなくて困るという問題も出てきているようです。 例えば、下の図の様に、CIV(またはCAT)ポートをHamlogで使っていると、WSJT-X(またはJTDX)で使えない。 あるいはその反対の問題が起こる様です。 PhoneやCWの時はCIV(またはCAT)ポートをHamlog直結で使いたい。 一方で、デジタルモードの時はCIV(またはCAT)ポートをWSJT-X(またはJTDX)で使いたいというような場合にこの問題が起こる様です。 そこで、そんな場合はVSPE (Virtual Serial Ports Emulator)を使うと上手く行けるようです。 VSPEのシリアルポートスプリッター機能を使って、一つのポートを仮想的に複数のポートに複製するアプリみたいです。 バッファーと時分割を使って、各複製ポートにサービスしているのでしょうかね?

200612_vspe_tsukattemiru_01.jpg

 ところが、このVSPEはフリーではなく、ちょっと試すというのがもう一つでした。 それが、最近は有料版は64ビットOS用だけになって、32ビットOS用はフリーになっているようです。 パソコンOSの主力が64ビットに移ったとみているからなんでしょうかね。 確かに、我家のパソコンは特殊なものを除いて全て64ビットOSになっていますからね。 おかげで、32ビット版がフリーになっても、プラットフォームとなるパソコンが無いので、テスト的に気軽に試すことができません。 今回、たまたま、JT_Linkerユーザーさんからの質問で「試してみようか?」と言う気になりましたが、通常ではそんな気にはなりませんよね。

 と言う事で、パソコンのHDDのパーティションを空けて、そこに32ビットバージョンのOSをインストールして試してみることにしました。 まあ、Ham用のアプリも最近は64ビット対応と言うのが出てきましたが、まあ、一般にはそれほどシビアな速度は求めていませんし、ほとんどのアプリは32ビットのままですからね。 Ham用のパソコンは32ビットのままの方が良いのかもしれません。 

 さて、VSPEを起動すると、まずはCreateで新たな仮想ポートを設定するようです。

200612_vspe_tsukattemiru_02.jpg

 作成する仮想ポートはスプリッターです。 アンテナの分岐器(スイッチ式じゃないやつ)みたいなものですかね。

200612_vspe_tsukattemiru_03.jpg

 表示された設定画面で、Data source serial portにリアルなCIV(またはCAT)シリアルポートを指定し、Virtual serial portには使われていない番号のポートを指定します。 表示の順番から言えば、仮想ポートにリアルポートを割り当てると言った感じでしょうか。

200612_vspe_tsukattemiru_04.jpg

 後はSettingsボタンを押して、シリアルポートの詳細を設定しますが、SpeedをCIVの4800bpsに設定する以外はデフォルトのままでOKの様です。

200612_vspe_tsukattemiru_05.jpg

 以上の設定が終わると、設定のサマリーが表示されます。

200612_vspe_tsukattemiru_06.jpg

 VSPEの設定でCIVポートの番号が変わりましたので、WSJT-XのCAT Controlも合わせて変更しておきます。

200612_vspe_tsukattemiru_07.jpg

 同じようにHamlogのポート番号も変更しておきます。 今までですと、WSJT-X側で使っているポートは設定できませんでしたが、VSPEの仮想ポ-トですと同じポートを選択できるようになっています。

200612_vspe_tsukattemiru_08.jpg

 Hamlogの設定では、Rigの選択が機種名でなくCIVアドレスになっていますので、取説などで確認して、間違いないように設定しておきます。

200612_vspe_tsukattemiru_09.jpg

 さて、これで、同じ仮想ポートがHamlogとWSJT-Xで共用できるようになったみたいです。 Hamlog側で周波数を変えると、それがRigに反映され、WSJT-Xの周波数設定も変わります。 逆に、WSJT-Xの周波数を変えると、Rigの周波数が変わり、それが、Hamlogに反映されるようになりました。 時間的にそれほど遅延もなく制御されているようです。

200612_vspe_tsukattemiru_10.jpg
コメント
この記事へのコメント
私の希望の機能です。
メール等で色々とご指導有難うございました。私の希望した機能のようです。
詳しく解説をして頂いているので、チャレンジしたいと思います。
2020/06/12(金) 20:36 | URL | JA3AIC/篠原 #-[編集]
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